継続的な改善が可能なツールキット：必要不可欠で無駄のない10のツール

リーン（Lean：ムダのない）は、ムダを省き、欠陥を失くすことによって顧客価値を最大化することに力を注いでいます。リーンとは、組織内のメンバー全員がムダを見つけて、問題を解決する「マネジメント力」を身に付けられるようになるべきだという考え方です。 

リーンではデータを使用しますが、リーンツールは、製造業におけるシックスシグマで使用されているツールほど分析的でもデータが豊富なわけでもありません。どちらかと言えば、リーンツールは、工程の理解、ムダの特定、ミスの防止、作業内容のドキュメント化に関するツールです。リーンでは、適切な方法で作業を行うことを容易にすると同時に、不適切な方法で作業を行えないようにすることを追求します。

ほぼすべての種類の業種と組織で、リーンを実行したことにより、良い影響が得られたという事例がたくさんあります。劇的なコスト削減、リードタイムの短縮、在庫の削減のみならず、その他の数多くの改善が世界中の企業から報告されています。リーンツールに慣れ親しむことは、リーンな取り組みを始めるには最適の方法です。

こうしたリーンツールを使用して応用するには、どうしたらよいでしょうか？ 1つのアプローチはMinitab Engageを使用することで、アイデア出しから実行に至るまで、イノベーションと改善のイニシアチブを開始、追跡、管理、共有できる唯一のソリューションです。Engageは、プロジェクトを実行するためのリーンツールや品質向上ツールをまとめたデスクトップ版ツールキットと、メリットやプロジェクト情報を可視化するためのWeb型ダッシュボードを組み合わせたものです。このソフトウェアでは、ワークフローを使用することにより、アイディア出しから、プロジェクト化、完了までのフローを管理でき、手間をかけずに各フェーズのレビューや承認を合理化できます。