製造向けの大人気学習コースは、製品と工程の効果的な分析および改善の基礎をつくります。参加者は、直径、圧力、硬度などの尺度のある事例を用いながら、工程が目標通りであるかを評価し、変数間の関係を探り、欠陥を最小限にする、幅広いグラフィカルツールと統計ツールを学びます。分析および統計の原則は、実例と練習を通して見ていきます。
このコースは、品質チームのメンバー、Lean Six Sigmaなどの工程改善活動を率いて進める人、製造組織で工程改善を採用する準備をしている実践家などに適しています。
トレーニングトラック
- Minitab Essentials
- 統計的品質分析
- 要因計画
- ワークショップ
1~2日目
この2日間の基礎コースでは、Minitabを使用しながらデータ分析に要する時間を最小限に抑えることを学びます。データ分析の作業には、データをインポートすること、データを調べる妥当な統計的アプローチを開発すること、説得力のあるグラフを作成、解釈すること、結果をエクスポートことがあります。現実のさまざまなデータセットを分析して応用と適切な統計ツールを調整する方法を学び、統計的な結果を解釈してプロセスの問題や改善の証拠を明らかにします。仮説検定と信頼区間などの重要な統計的概念の基本、統計モデリングツールで変数間の関係を解明、説明する方法を学びます。
このコースでは、製造、高額、調査および開発の試みで一般的な統計技術の実践応用に基づき、賢明な決定を行うことに重きが置かれます。
題材には、以下が含まれます。
- データのインポートとフォーマット
- 棒グラフ
- ヒストグラム
- 箱ひげ図
- Pareto図
- 散布図
- 表とカイ2乗分析
- 位置と変動の測定
- t検定
- 比率検定
- 等分散性検定
- 検出力とサンプルサイズ
- 相関
- 単回帰と重回帰
- 一元配置分散分析(ANOVA)
- 多変量分散分析(ANOVA)
3日目
製造および工学の測定システムを正しく評価し、認定するのに必要なスキルを育てます。統計的工程管理の基礎と、これらの重要な質的ツールが製造工程を改善、管理するために必要な証拠をどのように提供できるかを学びます。Minitabのさまざまな種類の管理図を、工程のいつ、どこで使うべきかを察知するスキルを育てます。
重要な能力分析ツールを使用して、内部仕様および顧客仕様と比較しながら工程を評価する方法を学びます。このコースでは、製造工程に関連する品質ツールを教えることに重点が置かれています。
題材には、以下が含まれます。
- ゲージR&R
- 破壊試験
- ゲージの線形性と偏り
- 属性一致
- 変数および属性管理図
- 正規データ、非正規データ、属性データの能力分析
4日目
Minitabの直感的な実験計画法のインターフェースを使用して、さまざまな完全実施要因計画と一部実施要因計画を生成する方法を学びます。実際的な応用で、無作為化、反復、ブロッキングの概念が賢明な実験の実践の基礎を整える方法を示します。結果データを正しく分析し、効果的かつ効率的に実験の目的に到達するのに必要なスキルを育てます。
Minitabのカスタマイズ可能でパワフルなグラフの表示を用いて、製品および工程を改善し、重要な応答変数に影響を与える重要な要因を探し、工程の変動を減らし、研究開発プロジェクトを促進するために、実験結果を解釈、伝達します。
題材には、以下が含まれます。
- 要因実験計画
- 正規効果プロットと効果Pareto
- 検出力とサンプルサイズ
- 主効果、交互作用、3次元プロット
- 中心点
- 重ね合わせ等高線図
- 多応答最適化
5日目 - オプション
Minitabトレーニングは、統計を使用してデータを分析する効率を向上させるための基礎を提供します。例では、ツールを学習するための実際のシナリオが示され、演習の際は練習する時間が与えられます。社内のデータを活用してトレーニングを強化し、教育の道のりを完結させます。これにより、参加者は自分のユースケースに直接関連付ける機会が得られます。
このワークショップでは、自社のデータを使用して社内プロジェクトに統計ツールを実際に適用し、適切な意思決定を行うことに重点を置いています。
トピックは、ワークショップに持ち込まれた特定の顧客データによって決定されます。